こんにちは、ケンゾーです
今回はお魚が美味しい季節の12月に美味しいお魚を紹介したいと思います。
12月のこの時期は魚の活動も鈍くなり余り餌を取らなくなり又海の温度も冷たくなり
そのために魚も脂肪を溜めます、なので脂の乗りも良く魚の美味しい季節でもあります
12月が旬の魚①ブリ
皆様おなじみのお魚ブリです
ブリは代表的な出世魚で成長するにつれて名前が変わります
ツバス⇒ハマチ⇒メジロ⇒ブリ
因みに関西で呼ばれている名前で書いています
最近では、年中スーパーでも見かけますがやっぱりこの季節が美味しいですよね
ちなみに「寒ブリ」と言って、天然の大物のブリはこの時期にたっぷりと脂を蓄えて南下し
この時期がおいしいです。
氷見寒ブリ
皆さん1度は聞いたことがると思いますが、ブランド商品で氷見の寒ブリがあります
そもそもなぜ、氷見の寒ブリは高くて美味しいの??
氷見寒ブリには3つの条件があります
- 富山湾の定置網で取れた物
- 氷見漁港で取れた物
- 重さ6kg以上で形・質ともに良いもの
- 寒ブリ宣言の期間中に取れた物(約2ヶ月間位)
ちなみに、氷見漁港で取れたブリでも定置網以外の漁法やサイズが満たない
個体は、氷見寒ブリとは認定されません。
なぜ、氷見寒ブリは美味しいのか??
ブリは冬になると、産卵のため北海道から九州に向けて南下します、その過程で能登半島を超えたあたりから
徐々に脂が減少して行きます、なので最も脂の乗った状態のブリが取れるのが氷見なんです。
また、氷見の定置網は漁港まで船で30分ほどの距離の為、鮮度の良い状態で水揚げされます。
12月が旬の魚①タラ
続いては、お鍋にしたら美味しい
たらについて解説したいと思います。
真ダラは実は年間通して漁獲されますが、この時期は産卵に向けて比較的浅場に来るので
盛漁期となっています。
又、雄の白子が発達しているのでこの時期が旬と呼ばれており
寒くなるほど身も白子も美味しいと言われている。
一般的に「タラコ」と呼ばれているものはスケソウダラの卵巣を指し
真ダラの卵巣は単に「真子(まこ)」と呼ばれています。
ちなみにたまに、年末に「タイの子ありませんか」と聞かれますが鯛の子は時期が3月頃で
実は鱈の子の事です。
又、白子は非常にコクがあり美味しく高級品として扱われます。
おせちなどに入っている棒鱈の甘露煮は乾燥棒鱈を1週間ほどかけて毎日水を変えて戻し
調味料を加えて煮つけます。
最近では、乾燥棒鱈お置いている店も減ってきました
まとめ
今回は、ブリと鱈についてお話しました
ブリは調理法としては
- ブリ大根
- ブリしゃぶ
- お刺身
- 西京焼き
など色々美味しい調理方法があり、色々楽しめます
鱈の調理法としては
- ちりなべ
- ムニエル
- 甘露煮
など色々調理法があり、カレー味やバジルやレモンペッパーなどの
味付きをしても美味しいと思います。