お魚情報局

ちりめんじゃこ、しらす

こんにちは、今回はちりめんじゃこやしらすについて話したいと思います
今回は違いや、時期についてや原料について話したいと思います

「ちりめんじゃこ」や「しらす」などの違い

そもそも、ちりめんじゃこやシラスの違いについて話したいと思います

原料は、カタクチイワシやマイワシ、ウルメイワシなどのイワシ類の稚魚が使われます

そもそも、ちりめんじゃこってどうやってできているかと言うと
生のシラスを釜茹でしただけのものを「釜揚げシラス」、釜茹で後に乾燥させたものを
「しらす(干し)」しっかりと乾燥させたものを「ちりめん」と言います

ちなみに、4cm~5cm程度の物を「かえりちりめん」と言い
5cm~6cmの物を釜茹でせずに素干ししたものをごまめ(田作り)と言い
10cm前後の物を「いりこ」と言います

ちりめんじゃこの旬

カタクチイワシはほぼ1年中産卵し、春と秋にピークを迎えます
マイワシの産卵は冬から春にかけて、ウルメイワシは4月から6月です。

このように、1年中取れる事から年中流通しています

1年中食べられるとわ言え、産地によって時期は異なります

又、海洋資源を保護するために禁漁期間を設けている漁場も多く
それにより、旬と呼ばれる時期も違ってきます

例えば、兵庫県では12月~3月が禁漁時期で、静岡県では1月~3月ごろが
禁漁時期になっています。

産地ごとの旬

まずは、日本でも有数の産地の静岡県です。
駿河湾と相模湾に面し色々な魚が取れます

禁漁時期を終えた3月頃~10月頃が旬を迎えますが、特に6月~9月頃の
夏が水温も高く餌となるプランクトンも多く栄養たっぷりのシラスを
食べる事ができます

静岡県はシラスが水揚げされる漁場がたくさんあり、中でも田子の浦は
水揚げされたらすぐに船上で氷締めするので鮮度が自慢です。
漁獲量が少ないため、地元でしか手に入らず地理的表示にも登録されており
地域ブランドとして、注目されています

関西では「兵庫県」が有名です
実は全国で水揚げ1位です、淡路島は特に有名で漁場である明石海峡は
潮の流れが早く餌も豊富で良質のシラスが取れます。
ちなみに旬の時期は、年に2回あり春と秋の時期が旬になります

淡路島のシラスは、職人によって厳選され、特に質の良いものだけが加工され
殺菌後に急速冷凍されしかも、淡路島内の限られた店舗だけが取り扱っています

一方関東では「神奈川県」が有名です
相模湾で取れるシラスは「湘南シラス」と呼ばれ
観光客にも有名でたびたび、メディアでも取り上げられます
禁漁時期の1月~3月の時期を除いて、ほぼ年中取れますが
特に春ごろのシラスは甘みがあり美味しいとされています
生シラスはもちろんですが、生産者が自ら漁に出て加工し販売している
所も人気です、塩のみの加工で本来の味が楽しめます

九州では「大分県」が有名です
別府湾や佐伯湾で上がるシラスは、秋ごろが旬と言われています

生や釜揚げも良く食べられるが、「ちりめん」が有名です
別府湾で水揚げされたシラスだけを使って作られる「豊後別府湾ちりめん」は
特に品質にこだわっていて、高く評価されています

ちりめんじゃこの「レシピ」

次にちりめんじゃこはどうやって食べますかですが
ちりめんじゃこに大根おろしを加えて食べる人も多いと思います

他には、大根の葉やレンコン・わかめやピーマンなんかに和えるのも
皆さん良く食べると思います。

あとは自分でつくだ煮や、山椒ちりめんなんかに挑戦してみるのも
面白いかもしれません。

我が家では、チャーハンに入れる事が多いです(笑)

まとめ

今回は、ちりめんじゃこやシラスについてお話させて
頂きました、皆さんも一度は食べた事があると思いますが

色々な食べ方に挑戦してみるのもいいかもしれません。

ではでは、今回はこの辺で
次回もお楽しみ下さい