お魚情報局

生食用の牡蠣と加熱用の牡蠣の違いって??

こんにちは、魚屋ケンゾーです

本日は牡蠣についてお話ししたいと思います。

牡蠣の種類は大きく分けて2種類

日本では主に2種類の牡蠣が食べられています。

一つは岩ガキですこれは、旬が夏になりサイズ的には大きいものになります

主に岩ガキは天然物が殆どです。

もう一つは真ガキです、こちらは旬の時期は冬になります

主に養殖物で、良くスーパーなんかで見かけるパック商品はこちらになります

牡蠣に含まれる栄養素は??

牡蠣は海のミルクと言われるほど栄養が高く

特に亜鉛が多く含まれています、亜鉛はタンパク質の再結合やDNAの合成に必要な栄養素です。

その他にも、ビタミン12・鉄分も大く含まれています

又、低カロリー、低脂肪でおススメです

生食用の牡蠣と加熱用の牡蠣の違いって?

まず、はじめに鮮度が良いものが生食で鮮度が悪いものが加熱用ではありません。

どちらも鮮度に関しては同じです、では生食用と加熱用の違いは何でしょうか。

生食用から話しますと、生食用の牡蠣は保健所が指定した海域で取れた物です

又、滅菌洗浄をして、生食用として食べれる状態に加工された牡蠣が生食用で食べれるようになります

次に加熱用の牡蠣ですが生食とは海域が違います、一般的に栄養価が多い河口近くで養殖されています

又、滅菌処理もされておらず、加熱用の牡蠣として販売されています

生食用と加熱用はどちらが美味しいの??

結論から言うと、生食として食べる場合は必ず生食用を買って下さい。

加熱調理(カキフライ・グラタンやその他加熱して食べる)で食べる場合は基本加熱用を

買う事をお勧めします、滅菌処理されていない分牡蠣の味や風味が濃く美味しいと言われています。

なので、加熱用を買って下さい。

本日はこれから美味しくなる、牡蠣についてお話ししました。